2冊

図書館で予約していた本が何冊か届いたのでうきうき読んでいます。
最近本屋でも心惹かれないんですよね。困った。

のぼうの城

幽霊人命救助隊 (文春文庫)

和田さんは先に2作目を読んでいて、そこまで面白いとも思わなかったのですが、これは面白かったです。
単に「さいたま」*1が舞台だからかしら。家中に癖があるからかしら。
小田原攻めといえばもちろん小田原城や一夜城が有名ですが、よく考えたら支城の攻防戦もあったはずなんですよね。河越はどうだったんだろう。ちょっと調べてみたくなりました。
高野さんのほうは13階段しか読んでいなかったのですが、面白かったです。タイトルだけ見ると「なに？」と思ってしまうのですが、自殺をした4人が自殺をしようとしている人々を救っていくという話です。人の心は深淵で、実際はこんなに簡単にはいかないのでしょうが…。

*1:と言っても行田も忍も行ったこともないですけど