武家と公家

ドラマが終ってようやく読みました。
いくら上下巻とはいえ、これを1年に膨らませるのは大変だったろうなあ…。

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

ドラマも十分面白かったですが、私は本のほうが面白かったなあ。
帯刀さんがひとかけらも出てこなかったのが(笑)あのあたりは全くのオリジナルだったのね。
下級武士との触れ合い(?)も、ドラマとしては面白いけれど、でも現実には時代としてあり得なかっただろうなあと思っていたので納得です。
結局、篤姫の素晴らしさは最後まで「徳川家の嫁」ひいては武家の嫁のあり方を全うしたところなのかなあと。
ちなみに一番涙したのは「さと姫」のお亡くなりになるシーンです。…篤姫が飼われていた(らしい)猫です。大奥では飼う生き物も「女」でなければならなかったんですって。そして15年も長生きしたそうな。


そういえば、新しい大河はやたらと腐くさいと世間では評判だそうな(苦笑)
…うん、否定はしない(子供たちがかわゆかった)