アカとアオ

結局打ち合わせが5時過ぎまでかかったため、初の一人カラオケは実現できませんでした。ちょっとやってみたかったんだけどなー(寂しい人間ですが何か?)
1時間弱という微妙な空き時間をいかに過ごすか。とりあえず映画館の入っているビルを上からなめてみましたが、丸井に欲しいものはなかった…つまらん。
仕方ないので隣の世界堂で無駄に文房具を眺めてみる(…)それでもあまり今日は面白くなかったです。ITO-YAの方が面白かったなー。
それでも30分以上あり、なおかつ夕飯も食べなければならなかったので(友人がぎりぎりになるという連絡があったので)丸井に入っていた青葉に。確かむかーし、学生の頃に食べたことがあったような…でもラーメン好きではないので記憶に残っておりません。味は魚系って言うの?和風なお出汁の味でそんなに好みじゃなかったな。どうせならもっとこってりしたのが食べたかった。


そんなこんなで行ってまいりましたアオドクロ。友人はアカのほうが好きらしいですが、私はアオの方が好きです。まあ単純に古田さんの好き具合が違うだけでしょうが。やっぱり上様にはかっこよくあって欲しいのです(笑)


アカとアオの大きな違いは「天(人)と地」にあったように思います。長くなったシーンてほとんど髑髏党のシーンだった気が。オープニングからもう、髑髏党がかっこよくてかっこよくて!何度「髑髏党員になりたい」と思ったことか(馬鹿です)
染さんの天魔王はまさに天でした。人を超えて天。声の出し方や体捌きが本当に綺麗。特に扇を持って踊るシーンは本領でしたね。その分「地」の人情深さがやや軽くなってしまう気もするのですが、すっかり髑髏党員の私にはそんなに気になりませんでした(笑)*1
猫を見たばかりだというのもあって、カナコ姉さんとよしこ姉さんにもう夢中でした。猫では絡みもなかったのですが、二人で声を合わせて同じ台詞を言うのがもう素敵で素敵で。
極楽は、私は高田さんの色っぽく、かつ関西弁のねーさんの方が好みでした。アカの坂井さんは色町の女というよりも鉄砲衆という方が強かった。
兵庫と忠馬は大きく違ったけれど、それにあわせて荒武者隊も違うのでよいのじゃないかしら。漢の中の漢、みたいな兵庫には坂井さんの極楽があっていたし(手玉に取りきれていなかったような…)、まっすぐすぎるおばかな忠馬には完全に手玉にとっている高田さんの極楽と参謀の才蔵さんがいてこそ。あれは全く違うもの。
巌鉄斎(字、あってるかな?)も大きく違いましたが、弟子の三宅さんー!あんなに動ける人だとは思っていなかったので、捨之介との2人での立ち回りのシーンがすごくすごく素敵でした。いいなあ。
一番違ったのはやはり蘭。池内さんがあんなに綺麗な顔立ちをしているとは思っていなかった…人に天を重ねてしまう蘭兵衛でした。つかあの天魔王だったらそりゃあ重ねちゃうって!(贔屓目)


アカを見たときはそんなに思わなかったのですが、アオを見て、猫へのつながりが見えました。演出とか音楽とかね。メタルマクベスもそうか。多分、しんかんせんのストレートな舞台はまた違うのでしょうが。
ああでもやっぱり、上様はかっこよくないと…(笑)

*1:友人は「地」が好きなのでね…この辺に帝国派と同盟派の深い溝が@銀英伝